臨床研究の"はじめの一歩”から伴走します

こんなお悩みはありませんか?

 「臨床研究を始めたいけれど、何から手をつけてよいかわからない」

 「研究デザインや統計の知識に自信がない」

 「研究費獲得の方法がわからない」

 そんなお悩みに、J-SUPPORTが寄り添います。

J-SUPPORTができること

 J-SUPPORTでは、臨床研究の経験が豊富なディレクター※1からメンターを選定し、研究の計画から実施まであらゆる段階で相談に応じ、建設的な助言を行います。

さらに、研究相談や科学諮問会議での審査を経てJ-SUPPORTの承認を受けた「J-SUPPORT研究」には研究番号を付与し、以下のような包括的なサポートを提供します。

研究デザインのアドバイス

統計学的支援

データマネージメント体制の構築

研究マネージメント支援

プレゼンテーション論文作成のメンタリング

メンターシップ体制※2により、経験の浅い研究者でも安心して研究を進められます。

 

※1 ディレクター:支持療法、緩和医療、心理社会的ケア・サバイバーシップケア、の各研究グループを統括する役割で、チーフディレクターとディレクターを配置しています。

※2 メンターシップ体制:経験の浅い研究者が行う研究の企画立案から完遂、成果の社会的影響の最大化まで、共同研究者として伴走型支援を行います。 メンターはJ-SUPPORTディレクター内から選ばれます。

臨床研究相談の流れ

1. 相談申込み

・「臨床研究 相談申込書」をダウンロードし、必要事項を記入後、「臨床研究 相談申し込みフォーム」から送信してください。

・相談料は無料です。

・ご相談にはJ-SUPPORTの会員登録(無料)が必要です。

 

2. 初回面談の日程調整

・研究相談内容に応じて、支持療法、緩和医療、心理社会的ケア・サバイバーシップケアの3つの研究グループに分類し、日程調整を行います。

 

3. 臨床研究相談

・基本はオンライン(Zoom)で実施(30分~1時間)し、初回面談を担当するディレクターが助言を行います。

・研究相談者は相談後に「臨床研究 相談申込書」へ相談結果を追記し、J-SUPPORT運営事務局に提出します。

初回または2回目相談後に「支援継続」か「相談終了」を決定します。

 

「支援継続」となった場合

 ・担当メンターを決定し、月1回以上の相談を継続します。

 ・メンターが共同研究者となり、J-SUPPORT科学諮問会議※3での審査を目指す場合、原則1年以内に審査申込みをすることを目指しますが、
      難しい場合はその時点で方針を再協議します。

 ※3 科学諮問会議(SAM:Scientific Advisory Meeting):J-SUPPORTでは提出された研究コンセプトをSAMで評定することで研究承認を行います。
   SAMでは、提出された研究課題と同領域の医療者と他領域の医療者の評価委員のほか、医療者以外の外部評価委員を交えて、試験の社会的な妥当性について審査します。

 

 「相談終了」となった場合

  ・研究内容への助言、情報提供、教育プログラムの紹介を行います。

  ・研究内容を検討した後に、再度、研究相談申し込みを行うことも可能です。

 

4. 科学諮問会議(SAM)

・SAMで評定を受け、承認されるとJ-SUPPORT研究番号が付与され、J-SUPPORTが承認研究として支援することが決定します。

SAMの審査申込(「研究審査 申込書」の提出)から審査までの期間は約3か月です。

・J-SUPPORTで研究を支援する際の研究ロードマップ(一例)は こちら

J-SUPPORT承認研究となった場合に受けられるサポート

・研究費申請に関する相談・助言

・試験薬製造およびデータ管理体制に関する相談・助言(侵襲かつ介入を伴う研究の場合)

・データ管理体制構築(侵襲かつ介入を伴う研究の場合)

・各種研究関連文書作成に関する相談・助言

・研究計画書作成における研究デザインのアドバイスや統計学的支援

・研究マネージメント支援

・プレゼンテーション、論文作成・投稿に関する相談・助言

臨床研究相談 Q&A

Q. 研究相談は医師しかできないのですか?

A. いいえ。看護師、薬剤師、臨床心理士など医療従事者の方も対象です。

これまでも医師のほか、看護師、薬剤師、臨床心理士等、多くの医療従事者の皆様からご相談をいただいております。過去のJ-SUPPORT承認研究のなかで、J-SUPPORT1701は看護師が研究代表者・研究事務局、J-SUPPORT1704/1902/2101は臨床心理士が研究代表者、J-SUPPORT2401は薬剤師が研究事務局を務めました。

 

Q. 研究の経験がないのですが、研究相談は可能ですか?

A. 可能です。臨床研究の経験が豊富なメンターがディレクターの中から選定され研究相談を担当します。支援継続となった場合には、伴走型支援をしていきますのでご安心ください。

 

Q. J-SUPPORTでは過去にどのような研究を支援しましたか?

A. こちらに掲載しておりますので、ご覧ください。

 

Q. 研究費を獲得できていませんが、前向きの介入研究の相談は可能ですか?

A. 可能です。J-SUPPORT承認研究となった場合、研究費申請に関する相談・助言もしております。まずは研究相談に申し込みいただき、一緒に研究費獲得を目指しましょう!