Japan Supportive, Palliative and Psychosocial Oncology Group
プライバシーポリシー Privacy Protection

適用範囲:J-SUPPORT構成員全体

1. 基本方針

1.1. 本ポリシーの目的
J-SUPPORTは、個人情報および診療情報等のプライバシーに関する情報は個人の人格尊重の理念の下、厳重に保護され慎重に取り扱われるべきものと認識し、本ポリシーを定め、万全な安全管理対策を講じ、プライバシー保護に努める。
J-SUPPORT を構成するメンバーがJ-SUPPORT 研究に携わる際のプライバシー保護に関する方針を定め、J-SUPPORT研究が個人情報の保護に関する法令、各種規範を遵守して行われることを目的に本ポリシーを定める。


1.2. J-SUPPORTが遵守する個人情報およびプライバシー保護に関する法令、規範、ポリシー
J-SUPPORTが遵守する個人情報およびプライバシー保護に関する法令、規範は、原則として以下の通りとする。
① 個人情報の保護に関する法律(平成15年5月30日 法律第57号)
②ヘルシンキ宣言(日本医師会訳)
③人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省)
④ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する倫理指針(文部科学省・厚生労働省・経済産業省)
上記のうち、ヘルシンキ宣言については常に最新版を用いる(研究実施中に改訂があれば、 新しい版を適用する)が、各種倫理指針については、研究の着手時(J-SUPPORT Protocol Review Meeting承認日)に施行されている倫理指針を用いることとする。
この他、上記以外の法令(医療法、薬事法、等)や規範(各種倫理原則、関連するガイドライン、等)が適用となる場合にはこれらも遵守する。


1.3. 本ポリシーの適用範囲
本ポリシーは、J-SUPPORT を構成するメンバーが、J-SUPPORT研究において患者のプライバシーに関する情報を取り扱う際に適用する。

 

1.4 用語の定義
本ポリシーで取り扱う用語を、以下のとおり定義する。
1)個人情報:氏名、生年月日、その他の記述等により特定の個人を識別(特定)し得る情報
2)診療情報:診断および治療を通じて得られた疾病名、治療内容、検査結果等の情報
3)プライバシー:他人の干渉を許さない、各個人の私生活上の自由
*1)は個人情報の保護に関する法律および臨床研究に関わる倫理指針を参考に定義
*2)は臨床研究に関する倫理指針より引用(投薬名を治療内容に変更)
*3)は広辞苑より引用


2. J-SUPPORT 研究における患者情報の取り扱い

各研究代表者は1.2.で記す法令や規範に従うこととし、J-SUPPORTはそれを支持するものとする。

運営委員会初回承認日:2016/10/14