J-SUPPORT1703の成果論文が公開されました

J-SUPPORT 心理社会的ケア・サバイバーシップケア研究グループ ディレクターの、名古屋市立大学大学院医学研究科 精神・認知・行動医学分野 明智龍男教授による「乳がん患者の再発不安・恐怖に対するスマートフォン問題解決療法および行動活性化療法の有効性:無作為割付比較試験(J-SUPPORT1703)」の成果論文が公開されました。

乳がん患者さんの再発に対する恐怖をスマートフォンアプリを用いて軽減することに
世界ではじめて成功

 

  • 患者さんが、スマートフォンで遠隔的に臨床研究に参加できる分散型臨床試験の基盤を患者市民参画で開発しました。
  • 認知行動療法のアプリを用いて、世界で初めて、乳がん患者さんの再発に対する恐怖感を軽減することに成功しました。
  • 将来、通院しなくても自分のスマートフォンを使って、場所や時間を選ばず苦痛を和らげる医療を受けることにつながることが期待されます。

 

   国立がん研究センターにおけるプレスリリース時の詳細はこちら

   成果論文はこちら

Smartphone Psychotherapy Reduces Fear of Cancer Recurrence Among Breast Cancer Survivors: A Fully Decentralized Randomized Controlled Clinical Trial (J-SUPPORT 1703 Study)
 
DOI: 10.1200/JCO.22.00699 Journal of Clinical Oncology

 

   J-SUPPORT1703についてはこちら