がん医療における自殺対策の手引き(2019年度版)」が公開されました。

J-SUPPORT 1902試験「全国がん登録を用いた がん患者の自殺に関する記述疫学的研究」の成果のひとつとして、「がん医療における自殺対策の手引き(2019年度版)」が公開されました。国立がん研究センター中央病院 支持療法開発センターの部門サイトにてダウンロードいただけます。

 

本手引きは、がん医療に携わる医療従事者を対象に作成されました。2019年度版の手引きでは、がん医療における自殺や自殺対策に関連する国内外の知見をまとめることで現状を明らかにすること、医療従事者への注意喚起を促すために知識の普及を図ること、がん医療における自殺対策のエビデンスは乏しい状況であることから、まずはがん医療における自殺対策の方向性を検討し提言すること、今後の具体的な自殺対策に向けた課題を明らかにすること、を主な目的としています。

がん医療に携わる医療従事者の皆様、ぜひご覧ください。

 

「がん医療における自殺対策の手引き(2019年度版)」は、下記の国立がん研究センター中央病院 支持療法開発センター部門サイトにて、ダウンロードいただけます。

https://www.ncc.go.jp/jp/ncch/division/icsppc/index.html

 

J-SUPPORT 1902試験「全国がん登録を用いた がん患者の自殺に関する記述疫学的研究」についてはこちらをご覧ください。

https://www.j-support.org/study/1902/index.html

 

また関連情報として、日本精神科救急学会、日本精神神経学会、自殺総合対策推進センターより、自殺に関する各種ガイドラインをダウンロードいただけます。

・日本精神科救急学会 精神科救急医療ガイドライン2015(第5章 自殺未遂者対応)

http://www.jaep.jp/gl/gl_p135-184.pdf

・日本精神神経学会 日常臨床における自殺予防の手引き

https://www.jspn.or.jp/uploads/uploads/files/journal/suicide_prevention_guide_quickreference.pdf

・自殺総合対策推進センター 自死遺族等を支えるために

https://jssc.ncnp.go.jp/file/pdf/20181130-guidelines.pdf