研究領域代表とグループ代表

各領域の取りまとめ役として、それぞれ研究領域代表とグループ代表が配置されています。研究領域代表とグループ代表は協議の上、経験の浅い研究者とメンター間を調整してメンターシップを構築し、研究早期からの支援提供に努めます。

 

領域Ⅰ 新規開発

研究領域代表(Director)

鈴木勉
1979年星薬科大学大学院博士課程修了後、 同大学助手 、講師、助教授を経て、1999年同大学教授、2015 年同大学特任教授・名誉教授。1984-86年ミネソタ大学医学部および米国国立薬物乱用研究所研究員。世界保健機関薬物依存専門委員会委員、理化学研究所脳科学総合研究センター研究評価委員、厚生労働省薬事・食品衛生審議会指定薬物部会長及び化学物質安全対策部会長等。日本薬理学会学術奨励賞、日本神経精神薬理学会学術賞、日本薬学会宮田専治学術賞等を受賞。薬学、基礎の立場からこれまでの創薬経験を活かして支援して行きたい。

 

グループ代表(Group Leader)

上園保仁
私は2009年より国立がん研究センター研究所がん患者病態生理研究分野に属し、2015年から先端医療開発センター支持療法開発分野分野長を兼任、加えて中央病院支持療法開発センターおよび社会と健康研究センター健康支持研究部も兼任し、支持療法関連の新薬を、シーズ発掘からphase I、II、III試験まで一気通貫で行えるシステムを構築しています。現在もバスケットボールを続けており、また歴史探索、観光を兼ねた都内各所へのランニングを趣味としています。

 

領域Ⅱ 医学的介入

 

研究領域代表(Director)

井上彰
1995年秋田大学卒。国立がんセンター中央病院、医薬品医療機器審査センターを経て2002年より東北大学病院呼吸器内科で勤務し、進行肺癌に対する薬物療法について多くの臨床試験を主導。2015年より同院緩和医療科長に就任。がんの治療に比べると緩和医療の領域では日本の臨床試験は未だ発展途上と言えますが、J-SUPPORTを通じて質の高い研究成果を世界に発信できるよう頑張ります。

 

グループ代表(Group Leader)Ⅱa支持療法

全田貞幹
消化器内科で研修し頭頸部外科で学位を取り放射線治療で専門医を取得した癌治療のスペシャリスト。特に放射線治療に伴う副作用をコントロールするための支持療法に関して臨床試験を行ってきた実績がある。「支持療法の分野は臨床試験にそぐわないといわれていましたが方法論を確立することで抗がん剤などと同じ仮説-検証という科学のテーブルに乗せて評価することは可能だと思います。臨床での疑問点を科学的に明らかにする手助けができればと思います」

 

グループ代表(Group Leader)Ⅱb緩和ケア

里見絵理子
1994年山梨医科大学(現 山梨大)卒。山梨医科大学付属病院第一内科、国立病院機構大阪医療センターにて消化器内科・腫瘍内科の臨床を経て、2004年より同 緩和ケアチーム専従医師として急性期病院における緩和ケア診療に従事。2014年より国立がん研究センター中央病院緩和医療科長に就任。がん疼痛やがん関連倦怠感など緩和医療領域は臨床疑問が多く存在する一方で、臨床試験の実施が難しいことからエビデンスが乏しく、各々の緩和ケアに携わる医師の臨床的な感覚で医療が提供されています。世界に一つしかない命を適切な緩和医療によって苦痛なく輝かせるために必要なエビデンスを、J-SUPPORTが支援する緩和薬物療法における臨床試験で示すことができればと思っております。どうぞ宜しくお願いします。

 

領域III 心理社会・行動介入

研究領域代表(Director)

明智龍男先生明智龍男

名古屋市立大学大学院医学研究科精神・認知・行動医学分野教授、名古屋市立大学病院こころの医療センターセンター長・緩和ケア部部長。1991年広島大学医学部卒、国立呉病院、広島市民病院、国立がんセンターなどを経て現職。2015年からは日本サイコオンコロジー学会代表理事。Journal of Pain and Symptom Management、Japanese Journal of Clinical Oncology のEditorial board member。専門は、精神腫瘍学、コンサルテーション・リエゾン精神医学、がん患者・家族に対する心理社会的介入。患者さん、ご家族がその人なりのやり方でがんと向き合える一助となるような臨床研究のお手伝いをしたいと思っています。

 

グループ代表(Group Leader)Ⅲaサイコオンコロジ―

清水研

準備中

 

グループ代表(Group Leader)Ⅲbサバイバ―シップ

松岡豊
国立がん研究センター社会と健康研究センター健康支援研究部長。内科及び精神科の臨床医として総合病院勤務の後、研究医に転向。国立がんセンター研究所支所、国立精神・神経センター精神保健研究所、同トランスレーショナル・メディカルセンターを経て現職。国際栄養精神医学会の創設メンバーで副代表。専門は栄養精神疫学、トラウマティック・ストレス研究。がんサバイバーの心理的負担の軽減に資する、質の高い心理社会・サバイバ―シップケアの介入研究を支援するとともに、その領域を牽引していけるよう尽力します。

 

領域IV 方法論

研究領域代表(Director)及びグループ代表(Group Leader)

山口拓洋
1996年東京大学大学院医学系研究科保健学専攻修士課程卒。国立医薬品食品衛生研究所医薬品医療機器審査センター(現在の医薬品医療機器総合機構)生物統計担当審査官、東京大学生物統計学助手、EORTC Data Center リサーチフェロー(文部科学省在外研究員)、東京大学臨床試験データ管理学特任教授(現、特任研究員)を経て、現在、東北大学大学院医学系研究科医学統計学教授、東北大学病院臨床試験データセンター長、国立がん研究センター特任研究員。専門は、医学統計学、医学情報管理学、医学研究方法論。本邦における緩和ケア支持療法の開発・普及に向けて、頑張りたいと思います。

 

領域Ⅴ 調査・普及

研究領域代表(Director)

木澤義之
神戸大学緩和支持治療科で病院内のコンサルテーション活動を中心に緩和ケアの臨床・教育・研究を実践しています。もともとは診療所の医師として地域医療に貢献しようと考えていました。生命の危機に瀕した患者家族のQOLの向上ができるように実践を積み重ねたいと思っています。

 

 

 

 

グループ代表(Group Leader)

加藤雅志

サイコオンコロジーの臨床に取り組むとともに、緩和ケアを含めたがん対策を専門にしており、全国のがん診療連携拠点病院等への診療支援や研修を行っております。現場が解明を必要としている研究課題を抽出し、研究成果を社会に還元していくことで、がんを患った方やその家族が求める生活を実現できる社会を作っていくよう努めてまいります。